Google Analytics と Google Webmaster Tools

はてなダイアリーGoogle Analytics に対応している。
Google AnalyticsGoogleアクセス解析サービスの Urchin を買収の後、その技術を安価に提供しはじめたものである。


Google Analyticsアクセス解析スクリプト(Google は、トラッキングコードと呼んでいる)は、大きな変更を2度行っている。初期には urchin.js というイカにも Urchin 製のファイル名でリリースされた。その後 ga.js というサービス名にふさわしいものに置き換わっている。さらに最近は「非同期トラッキング コード」と呼ばれるものに変わっており、これは従来のものとは全く異なる内容になっている。


それでは、はてなダイアリーが対応する Google Analytics のトラッキングコードは、どれであろうか? 何と最新の非同期トラッキングコードなのである。若干はてな独特なカスタマイズもなされている。(プライマリのアカウントとして'UA-441387-31'というはてな自身のIDがセットされる)また、Goggle の推奨する head 要素の内部ではなく body 要素の後端近くにコードが記述されている。


新しい非同期トラッキングコードは、Google Webmaster Tools との連携が強化されているが、はてなダイアリーPlusで課金しないと利用できないかもしれない。

はてなダイアリーのバージョンアップを実施しました ― iPhoneTwitterSEO、複数ブログ、応答改善など - はてなダイアリー日記
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20100527/1274942238

これは後で実験して見るが、はてなの書きっぷりからして多分ダメな気がする。(後でやってみたら、やはりダメでした。)


5月ごろの話題なのに、何で今頃こんな話をしているかというと…
それは、Wordpress でサイトの新規作成をしてた時のことです。Google Analytics のコードを直書きしたものと plugin で設定した場合で、何か違っているように感じたのです。そこで、ソースを良く見たら仕様が変わっていたという事だったりする。
翻って、はてなダイアリーはどうなのか? と思ったら、Google のリリース時期と同期してダイアリーの仕様変更をしてるあたりは、流石 Google 大好きなはてならしい。

Six Apart が VOX サービス終了を発表

2010年9月3日、Six ApartVOX のサービスを2010年10月1日に終了する事を発表した。

VOX は、最初からソーシャルな関係性に基づくアクセスコントロールを組み込み、他社サービスとの連携も洗練されたブログサービスであった。

同等な機能は TypePadMovableType にも実装されつつあり、既にテストベッド的な意味が薄れてきたという事だろうか? あるいは競合するブログサービスに勝てないので諦めたという事なのだろうか?

何れにせよ、ソーシャルなWebサービスとしては、関係性を二値化する mixitwitter には勝てなかったという事は確かだ。単純化は多くの人に受け入れられるかもしれないけど、単純化による問題は構造的に残ったままになるので好きではないのだが。

ただ、自分の場合 VOX は、アカウントは作ったけど活用はしていなかった。Export 機能が無かったので、そこにデータを貯めたくなかったのだ。正直に言うとサービス継続性についても、そんなに信用していなかった。逆に4年ももったのかという点に驚いている。
お疲れさまでした。

またお前か>google

はてなRSS の代替をどうしようかという問題ですが、mixi に投げる分は Google Reader から送る事にしました。

自分の場合、RSS は全文配信すべきだと思っています。
しかしながら、過去に複数の feed aggregator にバシバシ登録してったら、Google重複するコンテンツとして裁定され、よりによって本体が検索結果から除外されたりしました。そこで Google と関係が近しかった はてなRSS での運用に落ち着いた経緯があります。今回はいくつかのサービスを比較した結果、Google Reader に決めました。

FriendFeedtwitter 経由も考えましたが、mixi の場合外部 URL に対するクッションページがはさまるので、更に別サービスのサイトが噛むとウザさ倍増なるし、素直な RSS を吐いてくれるとこが良かった訳です。

何だかどんどん Google 依存度が上がっていって、納得いかない気がしますけどね。

isweb ライト終了のお知らせ

2010年8月25日、楽天isweb ライトのサービス終了を発表した。

インフォシーク iswebライト 終了のお知らせ - インフォシーク ユーザサポートからのお知らせ - 楽天ブログ(Blog)

Infoseek あるいは Lycos の無料ホームページの現在の名称が isweb ライトな訳だが、10年以上の間、安定して無料ホームページのサービスを提供してきたのには頭が下がる。楽天的には楽天ブログあるし、いらない子だったのは確か。

静的なHTMLを置くタイプの無料ホームページは、もう流行らないのモノなのだという宣告の、何番目かのものになるだろう。米Geocitiesの終了から考えればむべるかなという。

isweb ライトには、資料的な価値のあるサイトも多かったので、かなり残念な結果になりそうに思う。実際の廃止は2010年10月31日で、非常に猶予期間が短く、混乱が予想されますね。

私も御多聞に漏れず垢がありました。perl cgi が使えるってんで遊んでましたが、コンテンツ移行とかは考えず破棄という事になるかと思います。残念ですが、時代というか仕方ないですね。

はてなRSSの終了をすっかり忘れていた

はてなRSSは、2010年6月30日を以って終了していた訳だが、その影響をすっかり忘れていた。
Webサービスとして、公開型RSSリーダーとして機能する はてなRSSであるが、自分の場合にはある種のSEOとして、またRSS aggregator としても利用していた。

後者のパターンとして、複数のブログのRSSをまとめて1本のRSSにして、mixi の外部日記として登録していた。

これが機能しなくなるのだが、mixi には何年もloginしていなかったので、全く気付いていなかったのだwww

何らかの代替策を考える必要がある。

Just Blog のサービス終了とソフトランディング

Justsystem のブログサービスである Just Blog のサービス終了がアナウンスされています。
http://support.justsystems.com/jp/info/justblog/

2010年の2月あたりに出た情報ですし、2010年10月までの管理移管スケジュールもあきらかにされています。six apart への管理移管というのは、元々まるっきり TypePad Basic の OEM なので、違和感の無い方向性ですね。移行期間は十分にあるし、有償サービスへの移行を嫌うなら、同系統のシステムで無料版のあるココログへの移動も手作業ながら簡単にできます。Dobloggdgdとは大違い… というかコレが普通ですよね。

自分も試験的に使っていたのですが、内容が殆ど無い状態でした。従って、4月から TypePad Basic に移管、10月からは TypePad Micro へ移行もしくは、廃棄というかたちになるかと思います。

screenshot
http://hekimoe.typepad.jp/

参照URL:
http://ekimore.blog.shinobi.jp/Entry/39/
http://hekimoe.typepad.jp/blog/2010/04/typepad-just-bl.html

@WORD のアカウントが消せない件

@WORD(atword) というブログ無料レンタルサービスがある。極めて初期の段階では、登録ユーザー毎に個別の Wordpress を自動インストールして使うというシステムだった。現在は Wordpress-MU にユーザーを増やしていくだけのシステムになっている。どちらも Wordpress の update をフォローできずにバージョンが古い状態が続いている。


私の場合、前者の初期ユーザーであったが、放置している間に大変なspamまみれになってしまっていた。spam避けの plug-in を入れようにも、ユーザーによる plug-in 追加は許可されていないし、多量のコメントを管理画面で一覧するだけでDBリクエストが間に合わなくてエラーになる。

screenshot
忍が通る獣道 @WORD 環境での WordPress ME 2.0.9 へのアップグレード


アカウント削除に関しては Wordpress-MU ではないので、システム対応ではなく個別対応という事だ。だがしかし、アカウント削除ができない。フォームからの連絡を行ったり、昔のサポートメールのやり取りをしたアドレスへの連絡を行ったが、全くナシのつぶてである。困ったものだ…


また、後者の Wordpress-MU ベースのアカウントもあるが、自由度が低いので Wordpress であるメリットが殆ど感じられない。同じ会社の無料ホスティング@PAGES(atpages) に自分で Wordpress をインストールした方が幾分かましである。サービスの立ちとしても @WORD はかなり微妙で、自社の中でも前述の @PAGES や @CMS といったサービスに比較すると不自由さが目立つ。逆に、お手軽さを求めるユーザーなら、有名なサービス、シェアの大きなサービスに目を向けるだろう。ターゲットが非常に狭いように思える。

最も性質の近い Wordpress 開発元 AUTOMATTIC 純正のレンタルサービス、WordPress.com と比較しても、コアの update や機能追加については足元にも及ばない。(比べる相手が悪いという話もあるが)

セキュリティ面も含めて非常に心配である。<@WORD(atword)
…「だかちょっと待って欲しい」のガイドラインみたいな文章になっちゃってるが、ご容赦を。